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レクサス盗難 侵入手口はドリルアタック 盗難対策急げ!

2020/8/27更新

名古屋市では今年(2020年)はレクサスの盗難事件が相次いで発生していますが、先日8/11に名古屋市北区の住宅に停めてあったレクサスGSが盗まれた様子を防犯カメラが捉えていました。犯行時間はわずか6分という驚きの早さです。地元CBCテレビのニュース番組で報道されました。

レクサスLX盗難が急増していることを以前お伝えしましたが、今回のレクサスはSUVではなくセダンタイプのレクサスGSがターゲットになりました。高級車レクサスには純正のセキュリティーが装着されていますが、全く役に立つことなくあっさり盗難されてしまいました。ではその手口とはどんなものだったのでしょうか?

CBCのニュース番組はこちらです→ YouTubeの動画が削除されてしまいました。

東海テレビのニュース記事はこちらです→ 動画もまだみられます(8/27現在)

手口はリレーアタックだけではない。他の盗難手口にも注意が必要

 最近は自動車盗難=リレーアタックと考えられがちです。リレーアタックは車に傷つけることなく、盗めるので窃盗団もそのほうが好都合なのですが、すべての車がリレーアタックできる環境ではありません。
 今回のドリルアタックという手口ならばボディーへ小さな穴は空きますがターゲット車両さえあれば車を盗むことができるのです。リレーアタックの場合は車のスマートキーの近くへアクセスできなければ盗むことは不可能なので、ドリルアタックの方が手口としては簡単なのかもしれません。

 

ドリルアタックは新手の手口? コードグラバーでエンジン始動?

自動車評論家の国沢光弘氏によると3年ほど前からこの荒っぽいドリルアタックの手口でレクサスの被害が発生しているとのことです。
また車に侵入した後はコードグラバーによりキーを複製しているのではないかと国沢氏は推測しています。
国沢氏の記事はこちら

キー穴付近にドリルで穴を開ける手口は20年以上前からありますが、それは単純にロックを開ける(解錠する)ためのリンク棒にアクセスするものでした。今回の手口はドリルで穴を開けるという点では同じですが、車の構造が昔より複雑になっているため、狙っているポイントは異なりドア内のコンピュータだと思われます。

 

ドリルアタック、リレーアタック以外の手口もある!?

最近レクサスLXの盗難手口を調査していますが、どうやらドリルアタックやリレーアタックではない全く新しい手口もありそうです。こちらについてはまだ確かな事は言えませんが、車の外部から一部のパーツを外し準備した道具で解錠して車内に入ってからまた別の道具を使ってエンジンをかけるという手口です。
 レクサスLX以外にもLS、IS、ES、RX、NX等のレクサス車やランクル200,プラド、アルファード、ヴェルファイア、RAV4などのトヨタ車にも使える可能性が高いので注意が必要です。

 

盗難防止、盗難対策とは?

ドリルアタックはドアノブ付近が狙われる

電子キー(スマートキー)の電波を中継することで、近くに車のキーがなくても電子キーが使えるようにして、車を盗む手口が「リレーアタック」で、リレーアタックの手軽な対策としては電波遮断ポーチがあります。電子キーをこのポーチに入れておけば、犯人に電波を中継される心配がありませんが車の乗り降りの時はこのポーチから電子キーを出し入れする必要があり、せっかくの利便性が損なわれる点がデメリットです。

今回はドリルアタックによる侵入でしたので、ポーチを使っていても防げません。ではドリルアタックに対応するためには何をすればよいのでしょうか?

安心できる対策はやはりセキュリティー(盗難防止装置、盗難警報装置)を取り付けることです。

ただし価格の安い簡易型はオススメできません。レクサスのような盗難されやすい車両には正直役に立ちません。

信頼できるプロショップでパンテーラ、ゴルゴ、クリフォードといったカーセキュリティーを装着するのが最も安全な対策です。

そして純正セキュリティー以外の警報機が付いていることをLEDやスキャナーでアピールすることも大切です(ダミーLEDは無意味ですよ)。

プロテクタがおすすめするパンテーラやゴルゴならば、リレーアタックやコードグラバーにも対応しつつ安全にスマートキーが使えるキーレスファントム2のオプション選択も可能です。
キーレスファントム2についてはこちら

セキュリティのスペシャリスト「プロテクタ」では盗難手口を分析し、より効果的な取り付け方法を研究した上でカーセキュリティーを施工しますのでとても安心です。

最寄りのセキュリティープロショップ「プロテクタ」グループへ相談し、自分の愛車にピッタリの盗難防止対策を行いましょう。