RX盗難発生 カメラが捉えた最新盗難手口 キャンインベイダー 対策は?
名古屋市で2021年1月5日にレクサスRXの盗難事件が発生しました。
同市内では近年レクサスの盗難が急増していますが、RXもそのうちの1つです。しかも今回はその犯行の様子を防犯カメラが一部始終を捉えていました。最近の手口としてはリレーアタックが有名ですが、今回の手口はリレーアタックではないまた別の手口です。
犯行時間はおよそ30分ということでリレーアタックに比べると時間がかかっていますが要注意です。
レクサスLX盗難が急増しているのはご存知の方が多いかもしれませんが、今回のターゲットはRXでレクサス純正のセキュリティーは全く役にたたずあっさり盗難されてしまいました。ではその手口とはどんなものだったのでしょうか?
※出典 テレ朝NEWS
手口はリレーアタックだけではない。ついに新手の手口をカメラが捉えた!
最近は自動車盗難=リレーアタックと考えられがちです。リレーアタックは車に傷つけることなく素早く盗めるので窃盗団もそれができると好都合ですが、いつでもそれができる環境ではありません。
今回の手口はバンパーを外して作業をしていることから新たな手口であります。
この手口はCAN-INVADER(キャンインベイダー)と呼ばれる手口で、実は一昨年くらいから出始めていることがわかっています。ただし防犯カメラが捉えた映像は初めてだと思います。
LXもキャンインベイダーでやられている
名古屋市内で急増するLX盗難ですが、実は今回のRXと同様バンパーを外してから作業するキャンインベイダーでやられているものが目立ちます。
LXについては先日ニュース記事に5台に1台が盗まれているとも書かれていました。
水面下ではどうやらこのバンパーを狙った手口がかなり増えていると思われます。ニュースの中では所要時間が30分程とのことでした。電子キーが近くになくても車を盗めるのでターゲットの車両さえみつかればOKで、ドリルなどで穴をあける作業も必要もないので慣れるともっと短時間でできそうです。
キャンインベイダーで盗難される車種は!?
キャンインベイダーについて調査したところ、バンパーを外してから車両の通信網にアクセスしアンロックしてから車内に侵入します。その後別の装置でエンジンをかけるという手順で車を盗んでいるようです。
今回のレクサスRX以外にもLX、LS、IS、ES、NX等のレクサス車やランクル200,プラド、アルファード、ヴェルファイア、RAV4などのトヨタ車にも使える可能性が高いのでこれらの車種にも注意が必要です。注意といってもしっかりと盗難防止できる対策が必要です。
盗難防止、盗難対策とは?
今回のレクサスRX盗難事件で使われたキャンインベイダーの手口では電子キー(スマートキー)の電波を中継する「リレーアタック」で有効とされていた電波遮断ポーチはこの手口には効果がありません。キャンインベイダーは車の通信網に直接アクセスしてアンロック(純正セキュリティー解除)しているため、電波を利用せずに行っています。
ではキャンインベイダーに対応するためにはどんな盗難防止対策をとればよいのでしょうか?
安心できる対策はやはりセキュリティー(盗難防止装置、盗難警報装置)を取り付けることです。
ただし価格の安い簡易型はオススメできません。レクサスRXのような盗難されやすい車両には正直役に立ちません。
信頼できるプロショップでパンテーラ、ゴルゴ、クリフォードといったカーセキュリティーを装着するのが最も安全な対策です。
そして純正セキュリティー以外の警報機が付いていることをLEDやスキャナーでアピールすることも大切です(ダミーLEDは無意味ですよ)。
プロテクタがおすすめするパンテーラやゴルゴならば、リレーアタックやコードグラバーにも対応しつつ安全にスマートキーが使えるキーレスファントム2のオプション選択も可能です。また万一キャンインベイダーでアタックされてもパンテーラやゴルゴは即座に解除されないので安心です。
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セキュリティのスペシャリスト「プロテクタ」では盗難手口を分析し、より効果的な取り付け方法を研究した上でカーセキュリティーを施工しますのでとても安心です。
そしてこの新たなキャンインベイダーについても研究しトラップを開発中です。
最寄りのセキュリティープロショップ「プロテクタ」グループへ相談し、自分の愛車にピッタリの盗難防止対策を行いましょう。