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埼玉の中古車販売店でS15シルビア盗難事件発生-手口についてTBSテレビNスタから取材あり

S15シルビア

2020/1/16作成 2020/4/13更新

2020年1月14日の夜中1時46分ごろ、埼玉県鶴ヶ島市新田の中古車販売店で、日産「シルビア(S15系)」が盗難事件が発生しました。オレンジとブラックの2トーンカラーの車両でかなり目立ちます。
防犯カメラの映像には2人組の犯人の様子がはっきり映っています。

被害者によるツイッター投稿

TBSテレビ Nスタより手口の問い合わせあり

夕方の人気番組Nスタ(TBSテレビ)よりこの盗難事件の件で弊社に「車のキーがない状態でいったいこの車両がどうやって盗まれたか」についての問い合わせがありました。
公開された監視カメラの映像をもとに犯人の手口分析し、電話取材に対応いたしました。

犯行時間は約8分。その手口とは?

ビデオに映っていたのは盗難車両のフロントガラスより前部分のみですが、犯人が車を盗んで走り去っていくまでの一部始終を確認したところ、約8分間で車が動き逃走していきました。
 シルビアのそばまで2人組の犯人がやってきて、まず一人が棒のような物を持ち運転席付近に立ってドアの解錠を行います。約1分半
 それから約5分後(その間の映像はありません)、2人の犯人はボンネットを開き20秒も経たないうちにボンネットを閉め、一人が車に乗り込んだあと40秒程度で車が動き始めました。
 ビデオから想像すると、運転席窓とボディーの隙間を広げそこから棒を使ってドアロックを解除し車内に侵入。
 そして運転席のキーシリンダー部分を工具を使って破壊(この作業に少し手間がかかっていた)。
 キーシリンダ破壊後にイグニッションキーを強引に回したが、エンジン始動しなかったためエンジンルームのバッテリー接続を確認。
 再び運転席に戻り、エンジン始動したところでその場を立ち去っていったというのが今回の手口だと予想しています。

盗難対策はどうすればよいか?

今回ターゲットとなったS15シルビアは約20年程前の車ですが、見るからにカスタマイズされており高額な費用がかかっている車です(ニュースによると500万円程)。
 この頃の車両にはイモビライザー(不正エンジン始動不能装置)は装備しておらず、しかもドアロックを解錠するのも簡単なため所有しているオーナーは注意が必要です。日産スカイラインGT-Rなどもよく盗まれます。

 盗難対策としてはイモビライザー付の盗難防止警報装置(カーセキュリティーシステム)を取り付けることです。
カーセキュリティーを取り付けると、警戒中にLEDが点滅し警戒中であることを周りへアピールできるので犯人への抑止効果が期待できます。
 たとえ犯人にアタックされてもセンサーが検知し、即座に大音量の警報を鳴らし犯人を撃退させ、たとえ純正キーを持っていたとしてもイモビライザー機能によりエンジンを始動することが不可能なのです。

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